2014/10/13

SAITO WOOD工場見学

こんにちは。朝晩が涼しくなり、当店の周りではキンモクセイの香りが漂うようになり、日に日に秋らしい季節になってきましたね。
豊橋市では今週末の10月18、・9日は60回目の「豊橋まつり」が開かれます。みなさん、豊橋まつりを始め秋を満喫なさってください。豊橋まつり公式HP

タイトル通り先日の定休日、以前より行きたかったSAITO WOODさんの工場見学へ行ってきました。豊橋から藤枝市にある工場までは車で約1時間半と意外にも近く、遠足気分で行く事が出来ました。

社長の齊藤さんによるご案内(贅沢ですよね)で工場をしっかりくまなく見せていただき、店長と2人で工程ごとに齊藤さんに矢継ぎ早に質問していた為、気が付けば予定の時間を大幅にオーバーしていました。聞きたい事が次々と出てくるくらい、見どころが沢山ある楽しい工場なのです。

工場内は1F、2Fと分かれており、ちょうど1Fではベテランの方がダストボックスの製作作業中でした。
スライスされた材を7枚重ねて、糊を付けて、金型へセット。プレス機にかけて、高温炉に20分通して材を圧着させ、下記画像のように円筒に成形させる…という流れを無駄なく手慣れた様子で行なっており、次々に円筒形の山が出来上がっていました。

2Fでは、1Fで円筒成形されたダストボックスの切削や底の取り付け、およびフタの製作(フタ付きのダストボックス用)そして塗装が行なわれていました。

ダストボックスの場合、底部分を付けた後ボンドが乾くまで1日寝かせるそうです。さらにウレタン塗装をする前に塗装の下地剤を塗って1日置くとの事。それから空研ぎをして、やっとウレタン塗装を施すことが出来るのです。
塗装直後のダストボックスはピカピカ輝いていて意気揚々としていました。

SAITO WOODの商品はどれも一つ一つの工程を丁寧に、手間と時間をかけて生産されており、こんなにしっかり作られている製品を販売できるなんて、と嬉しく思いました。そしてセールストークではなく、友人にお土産話をするような感覚でお客様へもその事を伝えたいと思って心が早りました。

個人的には自宅でSAITO WOODのダストボックス、トレー、リモコンスタンド等を使っていますが、生産現場を見てより一層愛着が増してこれからも大切に使おうと思いました。
店頭でも(聞かれてもいないのに)お客様へお話していますが、ダストボックス、トレー、リモコンスタンドどれも良いです。デザインも可愛くて使いやすくておすすめです。